活動報告
2012年10月25日(木)  [活動報告]

日本共産党 市長の予算・議案への無責任な態度を批判

9月14日から行われている第3回定例会(9月議会)は、会期延長し本日17日が会期末でした。この間、6月議会で、保守系議員から求められていた「委託可能な業務」に関する資料が、今日に至っても提出さず、昨日、民生保健委員会で川口副市長から、「資料作成に2週間ほど要する」と発言がありました。共産党市議団は、「会期末になって、まだ2週間を要するとは何事か」「ふれあいルーム(※)支援員の予算は、10月中旬から雇用されるものであり、市民生活に影響のある予算・議案に対する責任を市長はどう考えているのか」と当局の無責任な態度を批判しました。

この事態を受けて朝から、断続的に代表者会議が開かれ、野田市長から「本日中に議決すべき議案とそうでないものを分離して、市民生活に影響でないようにする」旨の発言があり、議案の再提出がありました。

本日中に議決を要しない議案をのぞいて全委員会で議決。続いて「4種混合ワクチン接種予算」「ふれあいルームの支援員増員予算」「市営住宅条例改正」など大半の議案・予算について、本会議にて全会一致で議決。また中学校給食の実施を求める請願については継続(自民党のみが反対)となりました。その後、11月12日まで会期の延長を決めました。

市長が突然 副市長人事、名誉市民案件を提案

また、新たに立花静理事を副市長に選任する案件が提案されました。この間、川口副市長から進退伺いをだしているかのような発言もあり、また川端副市長が突然、今議会前に辞職するなどの問題もあり、市長の人事政策自身に問題があるとの立場で採決については、日本共産党は退席しました。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授を名誉市民とする案件も提出され、全会一致で可決されました。

認知症の方を支援する等の、「高齢者支えあい事業」予算などや、提出に時間を要する「委託可能な事務」に関する資料などについては、引き続き民生保健委員会での審議をおこない、11月12日本会議議決の予定です。