活動報告
2013年10月17日(木)  [活動報告]

4日本会議では長岡副団長が市民会館や図書館の整備、国保料の収納相談や減免、中学校給食、子ども医療費助成拡充などの質問をしました。

市民意見無視の公共施設再編整備計画「再考案」

長岡副団長は、市民会館の利用件数のうち集会室会議室が97%も占めている実態示し、貸館機能を集約化して市全体として減らしていく計画を批判。新市民会館について市民から「市民・専門家の意見を聞いて欲しい」「現在の場所で建て替えして欲しい」など様々な意見が出されているもとで、建設場所やホールや貸館など具体的なことを市民参加で計画を練り上げるべきで、旧市民病院跡地に移転ありきで進めることを批判し、市民意見を取り入れるよう求めました。

また図書館についても、旭町図書館を「再考案」で突如、埋蔵文化センターと郷土博物館の場所に移転させる方針に転換したことや定期借地権付きの民間施設の中に永和図書館を設置するとなれば、民間が撤退すれば、図書館の移転を余儀なくされるなど「持続可能な市民サービス」とも矛盾することを指摘。市としての図書館政策を持った上で、永和や旭町図書館などの建て替え整備も検討すべきと主張しました。

理事は、質問にまともにこたえられず「再考案」通りに市民会館の建て替えを進めるとし、図書館については、旭町図書館は移転後長く使用していくことを述べる一方で、電子図書など図書館に対する市民ニーズが変化するから、永和図書館は20年たったときに再考すると矛盾した答弁に終始しました。

議会に内緒で法務局跡地購入画策を暴露!東地域の再編整備は白紙に戻せ!

長岡副団長は再質問の際に、7月30日に市が近畿財務局に対し法務局跡地の取得要望を出し、9月30日付で近畿財務局から東大阪市に売却すると決定通知が届いていたことを暴露。施設の総量抑制をいいながら新たになぜ購入するのか?法務局跡地の活用も視野に入れて旭町庁舎、図書館の再編整備をはかるよう議会からも求められていたのだから、白紙に戻して計画を練り上げるべきと主張しました。議場では、この事実の暴露に「やり直しや」などの声があがっていました。

国保料納付相談はていねいに 負担の限界超える保険料の減免を!

40代夫婦子ども2人で所得200万円の世帯で49万5475円と大阪府下で一番高い国保料になる一方で、ここ2年間黒字となっている国保会計で市民が払える限界を超えていることを指摘。生命保険の満期を迎える2年後には滞納分完納できる市民に、生命保険の差し押さえまでして「悪質滞納者」と決めつけて保険料を徴収する対応を批判し、丁寧に相談にのるよう求めました。同時に高槻市が所得の16%をこえる保険料を減免しているように、4人以上の世帯への新たな減免制度を求めました。市民生活部長は「きめ細やかな納付相談」と「軽減策の拡充」を答弁しています。